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11月ホームページWhat’s New/20年目に想うこと

2025. 11. 01トピックス

■20年目に想うこと

「常に『 目的意識 』をもって仕事をしたい!」

一人の旅人が、ある街で大きな教会の建設現場を通りかかりました。彼はその現場で働いている一人の職人に声を掛けました。「あなたは、何をしているのですか?」するとその職人は、迷惑そうに「見てわからないのか!このいまいましい石を切っているんだ。邪魔だから、あっちへ行ってくれ」と殴りかからんばかりに言いました。
旅人は慌ててその場を離れましたが、歩いていると別の職人が同じように石を切っていたので、同じ質問をしました。するとその職人は、誇らしげに「私はいま、多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会を造っているのです。」

皆さんもすぐお分かりと思いますが、目的意識を持つ人と、持っていない人の仕事への向き合い方を示唆しています。一人目の職人は石を切ることを『つらい作業』と感じ、二人目の職人は『誇らしい作業』と思っています。人のやる気には大きな差があるし、たぶんその作業効率・質の高低は言わずもがなです。更に、二人の人生自体が明暗に分かれていることが想像できます。

リフォームの現場で、「あなたは何をしているのですか?」と尋ねられたら、瞬時にリフォーム後の生まれ変わった『住まい』と、そこで快適な暮らしを手に入れたお客様をイメージし「お客様の住まいを再生し、幸せな暮らしを送っていただくお手伝いをしているのです」と答えたいものです。

目的意識を持つということは、自分(と仲間)が何を生み出すのかをはっきりと意識し、その実現のために最善のパフォーマンスを行うことと思います。そこにはお客様満足が説く「商品への視点だけでなく、お客様の立場への視点が大切と思っています。つまり、リフォーム後の『住まい』をイメージするだけでなく、そこに展開するであろうお客様の『暮らし』をイメージすることだと考えます。

このように、たった漢字四文字『目的意識』を持っていることは、人の人生のあり方、ありたい姿を創造していくためには、必要不可欠であると確信しています。自分の歩んできた人生「そうあったかな!」と反省しきりでございます。

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